2021年12月

中山金杯考察

2021年

1着ヒシイグアス 5歳、54kg、斤量減、ウェルカムS1着、重賞実績なし、中山実績あり

2着ココロノトウダイ 4歳、53kg、斤量減、フルーツライン1着、重賞実績なし、中山実績なし、小回り実績あり

3着ウインイクシード 7歳、56kg、斤量減、ディセンバー5着、重賞実績あり、中山実績あり


2020年

1着トリオンフ 6歳、58kg、斤量増、チャレンジ2着、重賞実績あり、中山実績あり、小回り実績あり

2着ウインイクシード 6歳、55kg、斤量減、ディセンバー2着、重賞実績なし、中山実績あり

3着テリトーリアル 6歳、56kg、同斤量、チャレンジ12着、重賞実績なし、中山実績なし、小回り実績あり


2019年

1着ウインブライト 5歳、58kg、斤量増、マイルCS9着、重賞実績あり、中山実績あり

2着ステイフーリッシュ 4歳、56kg、同斤量、チャレンジ2着、重賞実績あり、中山実績あり

3着タニノフランケル 4歳、53kg、同斤量、大原1着、重賞実績なし、中山実績あり


2018年

1着セダブリランデス 4歳、55kg、アルゼンチン3着、重賞実績あり、中山実績あり

2着ウインブライト 4歳、56kg、斤量増、毎日王冠10着、重賞実績あり、中山実績あり

3着ストレンジクォーク 6歳、54kg、斤量減、修学院1着、重賞実績なし、中山実績あり


2017年

1着ツクバアズマオー 6歳、56.5kg、斤量増、ディセンバー1着、重賞実績あり、中山実績あり

2着クラリスティスカイ 5歳、57.5kg、斤量増、ディセンバー5着、重賞実績あり、中山実績あり

3着シャイニープリンス 7歳、56.5kg、斤量減、ディセンバー3着、重賞実績あり、中山実績あり




・重賞実績のある馬は斤量増でも問題なし

・斤量減の馬が好走

・ウインブライトやウインイクシードのようにそもそも中山巧者

・ディセンバーSやチャレンジカップなどで一度使っている

・基本的に前走好走している好調馬

・新4歳馬が強い

・7~8枠は0-1-1-42と壊滅的(この2頭はウインイクシードとステイフーリッシュの納得の2頭)



重賞実績のある馬


アトミックフォース
アドマイヤアルバ
アールスター
ウインイクシード
オウケンムーン
サトノクロニクル
シャムロックヒル
ステラヴェローチェ
タガノディアマンテ
トーセンスーリヤ
ヒンドゥタイムズ
ヒートオンビート
ブレステイキング
ロザムール
ヴィクティファルス



斤量減

アドマイヤアルバ
アールスター
ウインイクシード
コスモカレンドゥラ
サトノクロニクル
シャムロックヒル
ジェットモーション
スカーフェイス
トーセンスーリヤ
ブレステイキング
マイネルフラップ
レッドガラン
ロザムール
ヴィクティファルス



中山巧者

ウインイクシード
コスモカレンドゥラ
サトノクロニクル
ステラヴェローチェ
タガノディアマンテ
トーセンスーリヤ
ヒンドゥタイムズ
ブレステイキング
ロザムール
ヴィクティファルス



前走好走

ステラヴェローチェ
ヒートオンビート
レッドガラン



ここまでならステラヴェローチェ、ヒートオンビートのガチガチ2頭で良さそうではあるが…

そもそもステラヴェローチェは出走しないでしょうね

過去5年ではそこまでハイペースにならない後傾ラップ

Cコース替わりで外枠が死んでいることからもイン前有利

今年はアトミックフォース、シャムロックヒル、ロザムールという逃げ馬

ウインイクシードやトーセンスーリヤなど先行馬が多い

特にシャムロックヒルとロザムールはエリザベス女王杯でハイペースで総崩れした戦犯

G1ではないのでそこまでのハイペースにもならないかもしれないが、若手の団野君が強きに行く可能性も


行った行ったの可能性もあるが、昨年のヒシイグアスやココロノトウダイのような6~7番手にいそうな馬でしょう



昨年5着で小回り巧者のアールスター

G1以外は安定のトーセンスーリヤ

鳴尾記念、中日新聞杯は前残り展開に泣き、得意の右回りになるヒンドゥタイムズ

過剰人気しそうなヒートオンビート

人気次第でウインイクシード

長距離を使われていたが、もともとは中距離馬のタガノディアマンテ

これにヴィクティファルスを加えるかどうか

逃げ馬達はオッズ次第でしょうね

二桁人気とかだったら逃げ馬を狙うかもしれません

KEIRINグランプリ予想

有馬記念、東京大賞典と続いて正真正銘のラストの祭典

清水ー松浦

郡司ー慎太郎ー守澤

吉田ー宿口ー平原

そして単騎の古性


関東の大将、平原を背負う吉田の死に駆け

いつもなら古性が郡司、清水あたりに絡んでいくはずだが、今回は単騎

宿口あたりを狙ってくるかもしれないし、松浦の後ろに付くかもしれない

清水、郡司も早めに仕掛けるのでおそらくラインは崩壊してぐちゃぐちゃの展開になると予想

好調は守澤の鋭い差しを狙いたいところだが、どこまで状態がいいのか不明

しかし守澤のコメントだと郡司には早仕掛けよりも自分が勝ちに行くレースをしてほしいとのこと



清水の番手だと松浦の勝率は40%超え

郡司ー慎太郎のコンビだと郡司の連対率100%、慎太郎の連対率も75%

吉田ラインに古性が絡んだとしたら、恵まれるのは松浦、郡司、慎太郎か



清水、古性、そして死に駆けの吉田

それを見ている郡司に展開が向きそう

早仕掛けしなければですが…


◎郡司
〇松浦
▲慎太郎
△平原
☆守澤

郡司、松浦、慎太郎が中心

3着は全流しするくらいで

東京大賞典予想

オメガパフュームの4連覇がかかっています

1番人気 4-3-2-1
2番人気 2-3-2-3
3番人気 3-2-2-3

と上位人気は堅い


オメガパフュームは流石に3着は外さないとして、問題は相手探し


中央馬だと、

ロードブレス
アナザートゥルース
ウェスタールンド
クリンチャー
サンライズノヴァ


地方馬だと、

タービランス
ノンコノユメ
ミューチャーリー


この辺が馬券圏内



ロードブレス。The安定感。中央重賞でも安定して2着3着。メイショウハリオ、スワーヴアラミスなどに負けている馬が、G1で好走出来るか厳しいところ。オメガパフューム以外は横並びみたいなものなのでチャンスはあると思うが…


タービランス。浦和記念2着で重賞でも安定。得意舞台だが、先行勢が手薄。中団から差してくる


アナザートゥルース。チャンピオンズカップ3着。連続好走で好調継続。初の大井だが地方の成績もいい。揉まれ弱いのでこの枠は微妙か


ウェスタールンド。昨年3着。浦和記念4着だったがこの馬に浦和は厳しい。後方からなので届くかどうかだけ


ノンコノユメ。帝王賞2着。昨年11着だが2019年の東京大賞典2着である。実績だけならオメガパフュームに次ぐ2番手。全盛期に比べたらアレだが、まだまだやれる。調教良し


ミューチャーリー。JBCクラシック1着でオメガパフュームに勝利。昨年の東京大賞典5着。天才吉原から御神訓に戻るはマイナスか


クリンチャー。帝王賞3着。前走チャンピオンズカップは左回り。今回は得意の右回り。川田騎乗だと3-0-0-1。先行勢の3歳馬を突っついてタフなこの馬が滑り込む


サンライズノヴァ。チャンピオンズカップ5着と健闘。適性舞台ではないがどこまでやれるか




◎オメガパフューム

スタートだけが唯一の不安

それ以外は問題なし

チュウワウィザード、テーオーケインズ以外でこの馬に勝てる馬はいない

現役ダート馬では一番好きな馬です

最後まで応援します




〇ロードブレス

テンが速いキャッスルトップ、揉まれたくないアナザートゥルース

そしてスタミナ勝負に持ち込もうと前を突っつくクリンチャー

と、なってくるとズバッと差し馬です



▲アナザートゥルース

シリウスSで揉まれて敗れた松山

みやこSでは上手く修正して3着

ウェスタールンドと違って好調キープ



△ミューチャーリー

今年オメガパフュームに二度先着しています

こちらも好調キープ

御神訓に戻っちゃうので不安はあります

そして過剰人気しそう



△ノンコノユメ

帝王賞好走馬は東京大賞典でも好走傾向

得意の大井で一発

流石に帝王賞よりはオッズ妙味はない



☆タービランス

3年間全て4着以内という安定感

小回り向きで大井だと勝ちきれないことが多い

格上挑戦ではあるが人気がなさそうなので




クリンチャー、ウェスタールンドは動きがいまいちに見えました

本当ならオメガ、クリンチャーの馬連ワイドでいいかと思ったが、クリンチャーは怪しい気がします

直前オッズ次第ではあるが、

オメガパフュームからロードブレス、アナザートゥルース、タービランス

この3頭に期待しています

ホープフルステークス予想

有馬記念のあとの盛り下がったG1です

やる気しないですね笑


基本的に上位人気で決まります

G1になって過去4年

単勝オッズ7.0倍以上は0-0-2-4

そして1番人気は4-0-0-0


前走重賞

1着 2-1-2-1
2着 1-0-0-3
3着 0-0-0-4

唯一の重賞勝ち馬はサウジアラビアロイヤルカップ1着のコマンドライン

サウジアラビアロイヤルカップ1着馬は大体朝日杯FSに出走します



間隔

中5週~11週は4-4-3-27

それ以外は0-0-1-20

ステイフーリッシュの3着だけです

詰めたローテや間隔が空きすぎるのもダメ

ここで、

グランドライン
サトノヘリオス
ボーンティスウェイ
フィデル
タイラーテソーロ
アスクワイルドモア

この6頭が脱落

まあ線引きをどこにするかで変わってきますからね

そこまで信用もできません



同じくデータで言ったら前走着順

過去4年の3着に入った12頭中11頭が前走1着馬

萩S2着だったキラーアビリティも怪しくなってしまいます

しかし逆に言ったら前走3着一度も馬券になっていない

2着まではセーフか、1着じゃないとダメと見るかは人による




コマンドラインは距離を試したいのか、使い分けなのか朝日杯FSではなく、マイルまでしか経験がない

しかし、ルメールは距離が伸びたほうがいいとのこと




過去のデータなどからも人気馬だけで決着を疑うのもアリだと思います

コマンドラインやキラーアビリティ、ジャスティンパレスは多頭数のレースを経験していません



あとは強いと思った馬を買うだけ



ラーグルフ。芙蓉Sは内の前残り展開を外差し

マテンロウレオ。調教抜群

ボーンティスウェイ。中山2000mは2-0-0-0。前走は太目の余裕残し

そしてキラーアビリティ。距離延長で折り合いが鍵


コマンドラインはサウジアラビアロイヤルカップの2着ステルナティーア、3着のスタニングローズが次走凡走

調教もいまいち

距離延長は歓迎だろうが、初の多頭数でメンバー強化ということで押さえまで



サトノヘリオスは雪で輸送が大変だったみたいですね

ということで輸送疲れがあるかもしれない



オニャンコポンは熱発の影響がどこまであるか


ジャスティンパレスは少頭数のスローのレースしか経験がありません



◎キラーアビリティ
〇ラーグルフ
▲ボーンティスウェイ
△コマンドライン
☆マテンロウレオ

今の中山は外差しよりは内の馬です

まあこんな時に川田あたりが余計なことをするんですけどね

一応買っておくかもしれません

あとは東京大賞典と競輪のグランプリです笑

有馬記念予想

エフフォーリアは前走の7~8割の出来

クロノジェネシスは凱旋門帰りでいまいち

だったら他の馬から…というわけにはいかない

アーモンドアイがいない今、クロノジェネシスが最強です

ラヴズオンリーユーもカレンブーケドールもいません

ちょっとくらい調子悪くてもそもそも勝てる馬がいるのか

中山2500mに上手く対応出来たらエフフォーリアにワンチャンあるかどうかだと思います



エフフォーリアも当然有力

しかし中山2500mは能力だけでは勝てない

初めての中山2500mで初めての二桁馬番

武史も有馬記念の経験は昨年のブラストワンピース(競争中止)のみ

油断騎乗で怒られたであろう武史は全力で追うが早仕掛けになるかもしれない

天皇賞秋もコントレイルのゲートが良かったら着順は入れ替わっていたかもしれない

軽視するわけではなく、もちろんアタマまであると思います

ただ2強で決着以外のことも考えておきたい




他に目をつけている馬は、

ペルシアンナイト
パンサラッサ
モズベッロ
ステラヴェローチェ
シャドウディーヴァ
アカイイト
アサマノイタズラ
タイトルホルダー



ペルシアンナイトは大野だと後ろ過ぎる問題がありました

札幌記念では武史騎乗で好位からあのラヴズオンリーユーと競り合ったほど

昨年も4着のラッキーライラックと0.1差の7着です

今の中山は内が伸びる

雨の影響も残るだろう

最内枠でCデムならワンチャンあってもいいんじゃないかと




パンサラッサはぶっ飛ばし宣言

1頭だけ前ポツンです

離れた番手のタイトルホルダーらがスロー過ぎたらそのまま行っちゃうかもしれません

春とは別馬だと思います




モズベッロは調教なんてあって無いようなもの

叩いてナンボです

最近大人しい池添の出番かもしれない

雨の影響でタフさ残れば

道悪ならコントレイルよりも強い馬です




ステラヴェローチェ

間違いなく鞍上強化

そして常に上がり最速

今の馬場も合う

パンサラッサ先生がアエロリットのようにハイペースを演出したら末脚自慢のこの馬の出番




シャドウディーヴァ

授業参観で終わるかもしれません笑

右回りで距離も長いかもしれません

しかし差し決着になったら府中牝馬Sで魅せた末脚があります

ジャパンカップは先行策だったので度外視

横山典ならしれっと3着くらい



アカイイト

エリザベス女王杯は若干ハマった感

今回もある程度人気になりそうで個人的にはアサマノイタズラやシャドウディーヴァのほうを重視したい



アサマノイタズラ

コーナリングが上手いので中山適性があります

鞍上の田辺も中山が得意

人気がないなら買っておいて損はない



タイトルホルダー

その年の菊花賞馬が出走したら過去10年全て馬券に絡んでいます

しかし今年は阪神開催

そしてこの馬が好走する時はハナを切った時

今回はパンサラッサ先生がいます

パンサラッサが前ポツンで離れた後続の先頭みたいなもの

ただしテン乗りの兄へ乗り替わりです

不安はあります




そして最後にキセキ

キセキとペルシアンナイトは出走したら毎度重めの印を打ってきました

パンサラッサが一人旅をしてタイトルホルダー、ディープボンドらが引っ張る展開

2019年のアエロリットが逃げた時と同じ感じだと思っています

そしてキセキは2着のサートゥルナーリアと0.3差5着

5着と言っても1着のリスグラシュー以外はなだれ込みでした

中山は0-0-0-4ですが内2回は有馬記念5着×2

鞍上の松山は昨年サラキアで大穴を空けています

引退の寂しさでいったら、クロノジェネシスよりもキセキのほうが大きい

今回は逃げないみたいなので2年前の再現をしてほしい

なんならパンサラッサよりも大逃げしてもいいです笑

キセキらしい走りに期待しています






パンサラッサが一人旅

大外枠のタイトルホルダーが離れた先頭

ディープボンド、ウインキートス、クロノジェネシス、エフフォーリアと続きます

瞬発力勝負になるとクロノジェネシスはエフフォーリアにキレ負けするかもしれない

と、なってくると持続力勝負に持ち込みたいクロノジェネシス

早めにパンサラッサを捕まえたいタイトルホルダー

故にペースは速くなる

持続力勝負に強い馬か、後方待機の上がり最速馬です




◎クロノジェネシス

最後の走りを見届けましょう



〇ペルシアンナイト

この枠だからこそ買う

パンサラッサがスタートしてすぐにいなくなるので位置取りがしやすい

タフさ残る今の馬場も歓迎



▲モズベッロ

グランプリ男・池添

同じくタフな馬場に強い馬です

ペルシアンナイトと共に内差しのイメージ



△エフフォーリア

まだ完成されていない上に、現役最強級

内枠しか経験がない、中山2500mも初めて

とにかく先行策しかない武史なのでハイペースで早仕掛けになったら何かしらに差されるかもしれない



△ステラヴェローチェ

タフな馬場に強く、それでいて上がり最速

Mデムの早仕掛けやぶん回しで取りこぼしも




△シャドウディーヴァ、アサマノイタズラ

イメージは2019年の有馬記念の差し決着

外枠なのでこの評価




☆パンサラッサ

前ポツンで後ろが余裕こき過ぎてそのまま前残り



☆キセキ

サラキアのような上がりは使えないが、最後に奇跡を




印は多めです

差し馬を主に狙っているが、超縦長の展開になると思うので外を回しての差しは物理的に届かないかもしれない

上手く内を突くような感じでペルシアンナイトとモズベッロに期待



ディープボンドやアリストテレスも面白いと思ってます

縦長になるなら結局前にいる馬が有利かもしれません

しかし最後のお祭りです

そしてクロノジェネシスとキセキの引退レースです

好きな馬を買って、ハズれても気持ちよく終わりたい

キセキとペルシアンナイトはずっと重めの印をつけてきました

そして3歳馬を本命にしてきませんでした

裏目に出たこともあったが、最後まで貫きます

来年からはエフフォーリアを本命にします笑


ギャラリー